「なんにん?」 では無く、 「なにじん?」 と、この場合読む。 そういえば以前にも、半年ほど前の事、外人に思われたことがあったな。mixiのブログを読み返していたらそのことが書いてあった。転載する。 去年の11月頃。 床屋で、俺の前に頭を刈っている小1の男の子。 待合ソファにママ、その横に俺。 しばらくして、ママの友達が来る。床屋の大将の奥さん。 奥さん同士の会話は、マシンガンガンガン。 (よくこの話題でこれだけ話が出来るな。奥さん族は、沢庵の匂いをかいで飯を何杯も食えるに違いない) 「動かないのっ!」 母親とは、凄い。後ろに目がついてる。 刈り終えて男の子が降りてくる。 私 「おっ、格好よくなったなー」 マ マ「良かったねぇー。格好良くなったってぇー」 男 子「何人!」 間。 その場にいるのは、大将、奥さん、ママ、男子、俺。 男 子「何人!」 私 「―――俺か?」 マ マ「バカ!日本人に決まってるじゃない」 私 (だよな・・・・でも在日韓国や朝鮮の可能性もあるよな。・・・この年じゃわからねぇか) 男 子「何人?」 私 「俺か。―――俺はなぁ、、、フランス人だ!」 奥さん「ハハハハ」 私 「フランス人の割には日本語うめぇだろ」 男 子「ぜんぜん」 私 「よく日本語が上手いって褒められるんだぞ」 男 子「ゼンゼン」 私 「お前より上手いだろ」 男 子「ぜんぜん」 マ マ「お前はゼンゼン星人か」 男 子「ゼンゼン」 奥さん「ハハハハ」 大 将「小野さん、どーぞー」 私 「おいよー」 床屋椅子に腰掛ける。 私 「おい!間違えた。俺はロシア人だ」 男 子「エーーーー?????」 私 「じゃあな」 男 子「ばいばぁーい」 散髪開始。 親子帰る。 奥さん、奥へ引っ込む。 私 「外人に見えたのかな?」 大 将「小野さん結構掘り深いから」 私 「今までの人生で、外人て言われたの初めてだよ」 大 将「あいつは小野さんの事何人と思ったんだろうね」 私 「日本人じゃない事だけは確かだな」 大 将「ははは、そりゃそうだ」 私 「アフリカ人て言ったら信じたかな」 大 将「はははは」 ある日の床屋でのお話。 |