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2008年04月12日(土)・「不可解な食べ物」
 その日私は酔って帰宅した。

 翌朝、ガスコンロの上にある鍋をさりげなくチェック。
 蓋を開けるとそこには、コーンポタージュ・スープ、の、ような、も・の。

 なんだろう?
(ワクワク、ドキドキ)
 一口食べる。

 ・・・・・・・・あ!

 これ!

 昨日!

 俺が作ったんだ!

 そうだそうだ、帰って来て何かちょっと食べたくなって、これを作ったんだった。

 しかし、自分でも理解できないこのスープ。
 なんだ、この具は?
 なんだ、このとろみは?


 解説しよう。
 自分で作ったことは思い出したが、ドーしても作ったという事以外を思い出せない。
 後付的に料理を見ながら説明しよう。

*クリームタイプのコーン缶に牛乳を足し、塩コショウで味をつけている。
*魚肉ソーセージを、細かく刻んで混ぜ込んでいる。
(あんなに酔っ払っていたのに、俺は包丁を使ったらしい)
*ン?なんだ?これ?・・・・・ドライオニオンをぶっこんでいるな。
*胡麻も入っている。
*OH!な・っ・と・う・だ!納豆が入っている。
(これがとろみの原因だったのか!!)

 以上。

 不可解な料理。

 味は?
 ・・・・・・・・・・・・・食えるよ。

 酔っ払いのやることは、わからん。


 ひょっとして、これを読んでいる、あなた!!

 あなたも、不可解な料理を作った事が有るんじゃぁありませんか。


 素直に白状しなさい。



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