10月1日に、古今亭志ん朝師匠が亡くなった。確か63歳くらい。 なんと言うことだ、悲しい。これからというのに。 落語風に言うならば 「冥福なんて祈ってやるもんか、勝手に死にやがって。人が許したって、俺は許さねえぞ。 まだまだ高座が残っているだろ、オイ!・・・オイ!」 ワープロで「しんちょう」と入れて変換しても、「志ん朝」とは出て来ない。 コンピューターを考えるようなやつらは、落語なんか聴かないに違いない。 志ん朝といえば錦松梅ぐらいしか知らないに違いない。 オイ!そこのビル・ゲイツみたいなの!お前の事だ。 思わず、自分がさんざんコンピューターの世話になっているにもかかわらず、こんな風に絡みたくなるのは、 悲しみのやり場に困っているのだと思う。 今は、落語論を展開するより、冥福を祈りたい。 合掌。 |