私は、病気です。 中毒にかかってます。 ・・・そう・・・いつからか・・・、もう・・20年・以上・・前から・・・・。 でも、克服しようなんて考えた事ありません。 意志が弱いんです。 病名は、 ・・・・・・”たこ焼き中毒”・・・・・です。 恐ろしい病気です。 時々、禁断症状に襲われます。 たこ焼き症候群です。 禁断症状が出たときは、最悪たとえそれがコンビニで売っているたこ焼きだろうが、フードコートで売っているたこ焼きだろうが、その辺で買ってたこ焼きを食べます。 ただこれは、治療行為としては、実は大変危険行為なのです。 たこ焼きを食べたいという衝動だけは、一時的に抑えられるのですが、 「まっずーーーーーい!」 「美味くなーーーーい!」 「そんなの分かっていたのにーーー!」 という、不快感を伴ないます。 その結果、より重度で症状の重い、 ”美味しいたこ焼き食べたい症候群” を発症するのです。 ここまで症状が悪化すると、近所のたこ焼き専門店を片っ端からやっつけます。 大概の場合は、この治療行為で中毒症状は治まります。めでたしめでたし・・・・・・・。 なのですが、、、、心の底から納得しているわけではないので、1年〜2年に一回程度の頻度、周期で、 ”世界一美味しいたこ焼き食べたい症候群” まで、悪化してしまう事があるのです。 ここまで行くと生命に危険を及ぼす心配が出てくるのです。危険です。早急に治療する必要があります。 私の出番です。 え? ・・私の出番です。 はぁ? ・・・私の出番です。 ”自宅で、たこ焼き治療” を実践するしかありません。 ジャジャーーん! 私の家には、・・そう・・・・関西人でも無いのに、、、たこ焼き鉄板があるのです。 ジャジャーーーん。 関西文化圏の人には理解して頂けると思います。 「ワシの作るたこ焼きは、世界一や!!」 食材を買い揃え、粉を合わせ、自宅でたこ焼き! (決して、市販のたこ焼き用ミックス粉なんか使ってはいけない。幾度と無く失敗を繰り返し、それを乗り越え自らが到達した秘伝の配合により初めて、ワシのたこ焼きは世界一や!!を名乗る事が出来るのです。そういう道を究めたものだけが自称する事が出来るのが、”ワシのたこ焼きは世界一や!”なのです。家それぞれの世界一があるのです) この究極の治療法を施す事によって、初めて、たこ焼き中毒を克服することが出来るのです。 昨日、自宅でたこ焼き治療を久々に行いました。 誰にも悟られる事は無かったかもしれませんが、私は禁断症状が2ヶ月ほど前から出ていたのです。 治療は成功しました。 大成功でした。 めでたしめでたし、でした。 しかし、完全治癒は現代医学では不可能といわれている"たこ焼き中毒”です。 これで1年くらいは禁断症状を抑える事が出来るでしょうが、禁断症状は必ずやって来ます。 その日のために私は日々、たこ焼き道を邁進するのであります。 たこ焼きの道に終わり無し たこ焼きの道に始まり無し たこ焼きの道はそこにある 悩まず進め 迷わず進め 其処には必ず待っている 絶対必ず待っている つかめ前人未踏の ワシのたこ焼きは世界一や! |