イラク駐留の自衛隊が交渉の末、莫大な借地料を払う事になったのは、もう随分前の事だ。 それだけ払っても、日本に有益だとの判断か? それとも、ただ交渉力が足りないのか。どうでもいいか。 ある日本経済界の大物は、今回のイラク戦争を大商機だと喜んでいた。 嫌なヤローだ。 高邁な志を掲げて、危険なイラクに乗り込み、人質になった3人は無事解放された。その後さらに2人捕まるも同様に解放。 しかし、自己責任だ何だかんだとかなり批判も浴びた。 その批判に対して外国メディアが、さらに批判。 いろんな人のいろんな意見があって当然だと思う。 ただ人質になった人たちは皆、今の日本を体現するかのごとく甘ったれだ。 と言うのが私の感想だ。 危険を冒し、退避勧告を無視してまで乗り込む根性。ある意味これは立派だとも言える。 拉致されたら、家族や支援者が自衛隊派遣をした政府が悪いと政府を非難する。そういう人たちが居るのも分かる。 勝手に行ったくせに、捕まったのは自己責任だと世間から非難を浴びたら、ご迷惑をお掛け致しましてどーもスミマセンなんてすぐ謝っちゃう。 あなた方の支援者としての信念はどこへ行っちゃったの。信念があるなら、何といわれようとも自衛隊撤退を主張して戦うべきなんじゃないの。 解放された人たちは、信念があるならどんなに批判されようが現地に残って活動するべきじゃないの。どんなにボロ糞に言われようとも、いつかは自分達の行動が正しかった事が分かる日が来る、ナンテ言いながら。 でも怒られたから、素直に戻ってきちゃって、随分軽い信念だ。そんなのは信念とは言わない。 戻って来て大人しくしていると思ったら、外国メディアの後押しに乗っかって強気の会見開いたりして。それこそ自分の信念は無いの? つまり彼等が信念だと思っていたのは、ただのお遊び感覚に近いんだな。これやってみよーっと、てな感覚だ。 勿論彼等は、反論するだろう。 しかし、自己を正確に認識する能力が欠けているから、ちょっとした自分の思い込みを軽々しく信念だ、なんて勘違いしちゃうんだ。 信念であると人を納得させたいなら、行動で示さないと無理だ。 俺的結論。 彼等の思い込みは、信念の域には達していない。 歌舞伎町で遊びました。ボッタクラレました。 ある人は、 「だから歌舞伎町なんて行くなって言ったろー、行ったお前が悪いんだ」 またある人は、 「歌舞伎町があるからいけないんだー、歌舞伎町を無くせー」 しかし本人は、 「でもまた行くかなー」 そして、そいつは再びボッタクラれた。 この場合、信念とは言わず、懲りない奴と言います。 2ヶ月ほど前、かつて三船プロで小道具をやっていたEからメールが来た。 彼も不幸にも、俺のホームページを発見してしまったらしい。 一度離れた芸能界に今また復帰しているとの事。 立派な時代劇をいつかまたやりたい、という夢を実現させたい人間だ。 やっぱ世の中銭じゃ無いんだ、という生き方をしているようだ。 俺はそういう生き方は好きだ。 |