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2006年09月17日(日)・「Queen」
 半年ほど前"book off"という中古販売のところで、queenのDVDを買ったら、どう操作しても音声が出ず、返品した事がある。
 正確に言うと、どういじってみても、副音声しか出ないのである。監督と思われる人が、演奏ヴォリュームを落とした状態で俺にはわからない妙な英語で、ずーーーーーーーーーーッと喋り続けているのである。
 訳わからん。

 どーでも良い事だが、俺にとって正しい英語は中学校の時習った一般的には”おまえの英語外人には通じないだろ”的ジャパニーズ・イングリッシュである。
 中学の教師は俺に教えたはずだ!正しい英語を!!
 俺は日本国を信じている。まさか日本国が子供に嘘やまがい物は教えないだろ。だから私にとって標準英語はジャパニーズ・イングリッシュなのだ。
 外人は変な英語を使っているから、正しい英語を教えなくてはいけないと、いつも私は思っている。

「おい、エルとアールの発音を変えるんじゃ無い」
「おい、ティー、エッチの発音のときなんで舌を噛む様に喋るんだ、止めろ」
「?なんでか?って?」
「俺が教わった正しい英語を教えていた先生は、そんな発音はしないんだ。ちゃんとした英語を身に付けなさい。そーしないと、世界で通用する人間にはなれないぞ。わかったか」


 そんな話は置いといて、先日同じ”book off"でおなじタイトルのDVDが並べられているのを発見!
”We Will Rock You/Queen Best Hits Live"
(お!今度はだいじょぶだろ!)

 迷わず購入金1,000円。

 そそくさと帰り、DVD試写試聴。

 お、やったー!グワァハッハッハ、出ましたよ出ましたよ、今回も【妙な英語】が。
 またしても、わけのわからん言葉で必死に喋っている副音声。
 一体どーなってるんだ。

 私は、book ofへと再び走った。
 そして今回も前回半年前と同じセリフを喋り返品、

「すみません、このDVDどーーーーーーいじっても、音が出ないんですよ。副音声しか出ないんですよ。だから返品さして頂けます?」
(お!なんだよ、その反抗的と言おうか何といおうか、人を疑うような目付き。ホントに出ねえんだぞ)
「お宅で試してみて『お客さ〜〜ん、困りますよ。こうやれば出るじゃないですか〜〜〜』っていうことなら俺買い戻しに来るからさ、だから返品な」
(お、まだそーゆう目で人見るのかよ、お前失礼だぞ。いくら中古でも音出ないんだから返品受けろよ)
「じゃあさ」
(いいよ、そんなに信用しないなら)
「携帯教えとくよ。な、もしこうやれば音が出るって方法がわかったら、本当に俺買い戻しに来るから。控えといて、XXX-XXXX-XXXX、これ俺の携帯だから。俺小野って言うの、小野、そっ、小さいに野原の野。わかった?だからへ・ん・ぴ・ん・受けて!」
「・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・かしこまり・・・・・・・・・・・ました」


 私は、Queenに辿り着けるだろうか。


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