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2007年04月05日(木)・「背骨」
 先日、100`歩いた直後の事。

 雨で冷え切った体を温めるため、ぬるめの湯に1時間ほど浸かった。十分体は温まった。
 味噌汁を飲み中からも体が温まった。

 しかし、間を空けず布団に入ったが、なぜか震える。
 寒気がする。
(風邪引いたかな?)
 背骨全体が直径5〜6cmの管のように感じられる。
 その管がひび割れだらけになって壊れてしまいそうな、そんな悪寒。

 翌朝。
 体は疲れているが、風邪を引く事も無く目覚める。
 印象的な夢(?)を見たが、目覚めて現実の世界へ移動して来る瞬間、記憶を一緒に持ってくる事が出来なかった。時制の一致しない物や人物が登場したような気がする。

 ??

 起きる。
 痛い足と重い体で、階段を手摺に掴りながらゆっくり下りる。

 !?

 体の感覚が何か違う。
 足の痛みや、疲労感とは別の感覚。
 今まで、科学的に証明できない感覚は幾度と無く経験しているが、初めての感覚。

 表現するなら、背骨の管の径が20cmになっているような感覚。
 勿論、感覚的なもので実際のサイズは変わる分けない。
 いや、それどころか自分の体に収まりきらない50cmにも1メートルにも感じる。
 自分の全身が背骨の管の中に満たされているキラキラと輝く髄液の中に浮いているような感覚。初めて経験する不思議な感覚だ。
 言い換えるなら、母親の胎内に居たときの感覚に近いのだろうか(私は、母親の胎内に居た時の記憶が断片的にある)。今は、あの時よりキラキラと輝き明るい感覚だが。

 今現在もその感覚は続いている。



 私の背骨は太くなった。
 私の感覚内の話で科学的には事実無根。


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