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「ニュー・シネマ・パラダイス」(2007.08)
 私の大好きな映画。イタリア映画。
 武蔵小山のブックオフで中古DVDを発見、購入。
 お店で流す。
 15年ぶり位に、仕事をしながらぶつ切りに観る。

 映画を愛している人間が、映画を通して人間を撮った映画「ニュー・シネマ・パラダイス」
 私の頭の中では、かなり美化されていた事を思い知らされるが、素晴らしい映画であることは間違いない。

 そして、音楽の力を痛感。
 音楽を聴いただけで、映像を見なくても、かつての感動の記憶が甦ってくる。
 エンニオ・モリコーネ、映画音楽の巨匠。
「荒野の用心棒」の口笛に始まり「夕陽のガンマン」「死刑台のメロディ」その他数え切れない程の作品群。

 仕事をしながら、そのメロディが背なに聴こえて来るだけで心が揺さぶられる。

 人はいくつかのそういったメロディを持っていると思うが、久々に聞いたニューシネマパラダイスの音楽が、私の心を揺さぶるメロディの一つである事に、15年振りに作品を観て初めて気付いた。

 文学、絵画、演劇、音楽、その他あらゆる芸術は、いや、全ての仕事は人の心を揺さぶる力を持っているのだ。人に感動を与える力を持っているのだ。



 映画は素晴らしい。
 私が選んだジャンルは映画。
 たとえどんな形であれ、映画を目指していることを誇りに思う。

 映画は素晴らしい。


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